東郷町で口腔外科に対応する歯医者・歯科医院

470-0151愛知県愛知郡東郷町諸輪観音2-1

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当院の虫歯治療

痛みの少ない治療をご提供

治療中の痛みを軽減するために有効なものとして、麻酔が挙げられます。しかし、この麻酔注射自体が痛くて嫌だとおっしゃる方は少なくありません。

こうした患者さまをお一人でも多く助けられたら…と考え、当院では痛みの少ない虫歯治療に力を注いでいます。

チクッとする痛みを表面麻酔で軽減

お子さまや怖がりの方には、麻酔注射の前に、歯茎に塗るタイプの表面麻酔を施しています。あらかじめ歯茎に麻酔がかかりますので、注射針が刺さる際の痛みを軽減できます。

この表面麻酔をしっかり行うことで、その後注射器で注入する麻酔液の量を減らせる点もメリットです。麻酔液の量を少なくできれば、その分、患者さまのお体への負担も抑えられるからです。

麻酔液の温度にも配慮

麻酔液と体温の間に温度差があると、刺激や痛みを感じやすくなると言われています。そこで私たちは、体温と同じくらいまで麻酔液を温め、痛みが感じにくくなるよう努めています。

注射を打つ位置を工夫

麻酔注射の針を刺す位置に配慮し、骨の密度が少ないところに注射を打っています。注射の後はきちんと時間を置き、麻酔が十分に効いてから治療を始めています。

麻酔が効きにくい箇所には特別な麻酔を

治療する歯によっては麻酔が効きにくい場合もありますが、当院の院長は、通常の麻酔よりも効き目の良い「伝達麻酔(でんたつますい)」を行えます。

痛みが苦手で歯科の受診をためらっている方は、是非私たちにご相談ください。

なるべく削らない歯科治療

歯は、一度削るともう元には戻りません。治療を繰り返しているうち、健康な歯の組織はどんどんなくなっていきます。歯を長持ちさせるには、できるだけ削らないほうが良いと言えます。

私たちは「MI治療(ミニマルインターベンション)」に取り組んでいる歯科医院です。MI治療は、削る場所をしっかり把握し、虫歯の部分だけを取り除いていく治療です。健康な組織を極力残し、歯の健康を保つことを重視する「なるべく削らない治療」によって患者さまの歯をお守りし、少しでも長持ちさせられたらと考えています。

なお、削りすぎを防ぐため、症例によっては以下を使用しています。

  • 虫歯に侵された部分だけを識別できる「虫歯検知液」
  • 患部を拡大して見られる「拡大鏡」
  • 過剰に削ってしまう危険性の少ない「スプーンエキスカベーター」
歯科用プラスチック「コンポジットレジン」を用いた修復

歯を削った後の場所には、銀歯などの詰め物を入れます。ただし、銀歯を詰めるとなると、健康な歯を大幅に削らなければならない場合もあるのです。

当院では、虫歯の大きさに応じ、歯科用のプラスチック「コンポジットレジン」を詰めて修復を行っています。コンポジットレジンなら、金属の詰め物を入れる治療に比べ、歯を削る量が少なく済みます(※)。白い素材ですので、お口の中で目立たない上、金属アレルギーの心配もございません。

※虫歯の範囲が大きいケースでは、金属の詰め物・被せ物を入れることもあります。

神経をなるべくとらない治療

虫歯が重症化し、病巣が歯の神経(歯髄:しずい)まで達してしまった場合、神経をとる治療を行うのが一般的です。しかし、神経がなくなった歯には栄養分が行き渡らなくなり、その歯はもろくなります。生まれ持った歯を長く保つには、できる限り歯の神経を抜かないことが重要です。

もろくなった歯は折れたり欠けたりしやすく、最終的には歯の根が割れ、歯を抜かなければならなくなるケースもあります。また、神経をとった歯は細菌への防御機能が低下するため、細菌感染によって歯の根に炎症が起きやすくなり、ひどくなると抜歯が必要になることもあるのです。

歯の神経をとると、その後の治療が大がかりになる点も問題です。治療が大がかりになればなるほど、治療にかかる時間や通院回数は増え、治療費もかさみます。歯の神経を残せれば、結果として時間的・金銭的な負担を軽くできます。

私たちは、患者さまの身体的・経済的な負担を抑えた治療をご提供したいと考え、できるだけ歯の神経をとらないよう尽力。可能な限り神経を残す「歯髄保存治療(しずいほぞんちりょう)」に力を入れています。

重症の虫歯だからといって、むやみにすぐ神経をとる治療は行っておりません。患者さまのご希望や歯の状態を踏まえた上で、経過観察の時間を十分におとりし、歯を長持ちさせるための最善の治療を心がけています。

MTAセメントを用いた治療

前述の通り、神経をとった歯には栄養が行き届かず、その歯はまるで枯れ木のように折れたり欠けたりしやすくなります。虫歯の進行具合にもよりますが、歯の寿命を延ばす上では、なるべく神経をとらないことが望ましいのです。

虫歯を削った後、当院では「MTAセメント」という薬剤をお詰めしています。これは、炎症を起こす原因菌を殺菌して神経を保護できる薬剤です。従来この処置には「水酸化カルシウム」を用いることが多かったのですが、水酸化カルシウムに比べ、MTAセメントは以下の点で優れています。

  • 隙間ができにくく、新たな細菌が入り込みにくい
  • 歯の根っこへの強い接着性がある
  • 歯の組織になじみやすく、お体にやさしい
  • 歯と一体化し、再石灰化(歯の修復作用)が起こりやすくなる
  • 殺菌効果がある

歯の根っこまで達した大きな虫歯でも、MTAセメントを使えば、神経をとらずに治療できる可能性が高まります。重症化した虫歯でも、神経を残せる可能性を追求したい…それが私たちの考えです。これからも、できるだけ神経をとらない、歯を長持ちさせられる治療を目指してまいります。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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