当院のインプラント治療

インプラント治療は、外科手術を伴う高度な治療です。インプラントを埋め込むあごの骨の周辺には、重要な血管や神経があり、これらの組織を傷つけずに手術を成功させなければなりません。そういう難しい治療ですから、確かな技術や豊富な経験を持つ歯科医師が担当したほうが、より安心だと言えます。

当院でこの治療を担当するのは、インプラント治療において20年以上（※）に及ぶ経験を持つ院長です。院長は現在、愛知学院大学歯学部顎口腔外科にも、非常勤助教授として勤務しております。さらに、公立陶生病院で歯科口腔外科部長を務めた経験もございます。治療を行う歯科医師が、大学病院でインプラントの治療経験を積んだ院長である点は、患者さまにとってきっと心強いのではないでしょうか。

多くの治療経験で磨いてきた技術を活かし、痛みが少なくお体にやさしいインプラント治療をご提供しています。熟練の技術を持っておりますので、ご安心いただけるかと思います。

※2025年現在

インプラント治療を行えない場合の主な原因としては、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がないことが挙げられます。そうした状況での対応策として、骨を増やす治療方法があります。しかし骨を増やす治療は、インプラント手術と同様、外科的な分野の技術・知識に習熟していなければ行えません。

その点、大学病院の口腔外科での勤務経験がある当院の院長なら、こうした難しい治療もしっかり扱えます。以下のような骨を増やす治療のご提供も可能で、難しい症例にも対応できます。

前述の通り、インプラントの治療は外科手術を伴います。神経や血管を誤って傷つけてしまうと、重大な事故につながるケースもありますので、普通の歯科診療以上に綿密な検査と治療計画が必要です。

正確で安全なインプラント手術を行えるように、私たちは、歯科用CT検査とシミュレーションソフトによる検査を実施しています。綿密な検査を行い、シミュレーションソフトを用いながら治療計画を立てることで、手術中の重大な事故を防止。安全に治療を進められるよう努めています。

まずは歯科用CTによる検査で、あごの骨の厚みや高さ、神経・血管の位置を把握します。次に専用のソフトを使い、インプラントを埋め込む位置や方向などのシミュレーションを実施。その後、症例に応じて、シミュレーションデータをもとに「サージカルガイド」と呼ばれる装置を作製しています。

歯科用CT検査やシミュレーションを綿密に行った上で治療計画を立てています。安心して手術に臨んでいただけるのではないでしょうか。

インプラント治療の間に院内感染を起こしてしまわないよう、当院では徹底的に対策を講じています。

インプラントの手術は専用のオペ室で行います。オペ室は完全な個室で、一般の治療を行う診療室とは分けられた別の部屋です。個室のオペ室で手術を行うことで、空気中の汚染物質の侵入を遮断しています。

院内感染は、主に治療に使用する道具が細菌に汚染されている場合に生じるものです。そのため、歯科医師や歯科衛生士が使う以下の道具を使い捨てにできる場合は、なるべく使い捨てにしています。

これらを他の患者さまに使い回すことは一切していません。一方、使い捨てにできない治療器具は、汚染の原因となる血液や唾液をきちんと洗い流し、消毒・滅菌を徹底しています。

さらに手術時には、点滴で抗生物質の投与が可能です。飲み薬は、飲んでから分解・吸収されるまでに時間がかかります。しかし、血管に直接流し込む点滴は即効性が高く、術後の傷の治りを促進する効果も期待できます。

私たちは、インプラント治療に対して最大3年間の保証をおつけしています。インプラント本体と上部構造（被せ物）が欠けたり壊れたりした場合、使用年数に応じ、修理・再作製の費用を当院が負担します。

インプラント治療には健康保険が適用されません。つまり自費診療となるため、どうしても治療費が高額になりがちです。「高い費用を支払って治療を受けて、もしすぐダメになってしまったら…」と心配な患者さまも多くいらっしゃるはずです。その点、この最大3年間の保証があれば、何かあったときにもご安心ではないでしょうか。

こうした保証をおつけできるのは、私たちの自信の表れでもあります。ご満足いただける治療をご提供しているという自負があるからこそ、責任を持って保証をおつけしています。

※保証の対象は、当院で定期的にメインテナンスを受けていらっしゃる方だけです。
※事故で転んでぶつけた場合は対象外です。